2008年9月30日火曜日

ベトナム・フェスティバル@代々木公園

■今年の9月は毎週末代々木公園でエスニック・フェスティバルが行われている。先週末はベトナム。20日(土)に行ってきましたよ。会場についた時にはステージから「お!え!ど!」と連呼する声が聞こえてくる。こ、これはひょっとして……と思ったらもちろん氏神一番だった。「お江戸」演奏前に振り付けの指導をしていたもよう。いやあ、こんなところで見れるとは思わなかったなあ。



■氏神一番の次はベトナムの男性歌手が登場。なんか昔の日本の歌謡曲みたいだったけどベトナムでは人気のある人らしく、声援とか盛り上がりは正直氏神一番より全然上だったw

■先々週のスリランカフェスに比べると屋台の数も食べ物のバリエーションも多い。人出も多くて、人気展は結構並ぶ感じ。ゴミについても「エコ・ステーション」というのが出来ていて、分別して回収していた(フジロックとかにあるのと似たシステム)。

■で、まあまずはご当地ビール


んで食べてみたのはココナッツ・クリスピーチキン


ますの揚げ物



辛口のフォー



お好み焼きっていうのが食べてみたかったんだけど結構な行列だったので断念しました……。

ダダカン「鬼放展」

■銀座のほう、最終日(9/20)に滑り込みで行ってきました。事前に「行くしかねええええ!」って盛り上がってた割には結局ギリギリまで行かないというのはよくない癖だなあ。



あいにくとすでに一部撤収が始まっており、すでに剥がされているものがあったのが残念。写真、ハプニングの記録というか当時の新聞記事など、コラージュ作品なんかが展示されていた。
全裸で銀座を疾走とかいうといかにも過激なパフォーマンスという感じがするし、性的なイメージが多用されることなんかも、なんていうかな、いかにも「日本のアングラ」ってイメージがどうしてもあると思うのだけど、いざこうやって写真なんかを見てみるとむしろきわめて大らかな印象。特に比較的最近撮影された、卵の殻で作ったペニスキャップをつけて逆立ちしてる写真とか、なんともいえない味わいが。

てことで、高円寺のほうも行かなきゃだったんだけど、気づいたら終わってました……。

2008年9月29日月曜日

神保町「のあ吉」の脂そば

土曜にギターのガリ対策のため御茶ノ水へ。おおむね回復した模様。で、その足で神保町へ。「ミルフィーユかつ」「ラーメン」はすでにトライ済みなのでいよいよ「脂そば」にチャレンジだ。



京ポン2カメラでの撮影なのであんま写真はよくないけどこんなものです。「油そば」ではなくあくまで「脂そば」。味のついた背脂がスープのない麺にどさっとかかっていて、これを麺に絡めて食う。
チャーシューをトッピングしたのだが、ここのチャーシューは角煮みたいなのがゴロっと入ってくるのでその分の脂も結構なものになるのを失念していた。ということで流石に脂っこすぎて後半苦しくなるがしっかり完食。背脂だけなら意外とそんなにしつこくない、というかむしろちょっと薄味に感じるくらいかも。
そしてメニューに「つけ麺」が登場してたので、次回はそれに挑戦しなきゃだね。

2008年9月25日木曜日

大甲子園GIG

10/1@新大久保EARTHDOM
OPEN 18:30 START 19:00
前売 1500円 当日 1800円
(別途ドリンク代 500円)

大甲子園
viddekazz2
FREEZONE DYNAMIC AUDIO
etc.

リスペクトする先輩ジャクバンド、ビデカズさんとの競演です。
ビデカズはドラマーが活動休止に入ってしまうので、おそらく壮絶な演奏になるのではないかと。
大甲子園も最近の練習の手ごたえは結構いいのでご期待ください(とかいってると本番コケがちなんだけどなw)。

ていうかあれです、今EARTHDOMの10月スケジュールを見ると大甲子園が一番上に載ってるのでちょっといい気分です。

2008年9月22日月曜日

9/19@sabaco

■先週金曜、台風が近づく中ライブへ

2008年9月19日(金)@早稲田 sabaco
出演:渓(guitar)+大庭将裕(mixer&PC), JinDestroy!(ストロニクス)+山本達久(ds.metal.

■最初は渓(ex花電車)と大庭将裕のデュオで、アコギの即興演奏にラップトップでライブ・プロセッシングをかますみたいなもの。生音と加工された音のバランスもよくてかなり面白い。

■次はJin Destroy!&山本達久デュオ。ディジュリドゥ&カオスパッドとドラム&メタパー。Jinさんのディジュってちょっとあまり他では聞いたことないよう な低音が聞いててビート感のある演奏。あまりの重低音に、振動でフェーダーが下がっちゃって音が小さくなるという前代未聞の事態を引き起こす。

■1セット1 時間ずつ、かなり充実した演奏だったんだじゃないかと。しかしあれですね、すげえバーイッシー感のあるメンツだw

2008年9月19日金曜日

おれとスヌープとメタリカと

■ちょっと前から、tagさんあたりから「お前はスヌープに似ている」と言われています。
参考までにに以下比較写真↓



■で、前のエントリにも書いたように最近はメタリカばっか聞いてるわけなのだけど、そんな中Mixiで教えてもらった笑撃映像を



スヌープがメタリカの「Sad But True」をカバー!なんかますます他人とは思えなくなってきました。しかしながら、実はうちにはスヌープの音源が一枚もないので、ここはひとつ聞いてみなきゃだね。

2008年9月18日木曜日

Metallica / Death Magnetic

■リック・ルービンのプロデュースによる待望の新譜。ひさびさにフラゲとかしちゃったよ。

■第一印象としては、「ジャスティスみたい」。が、何度か聞いているとジャスティスまでのスラッシュ路線、ブラックアルバム~ReLoadのメロディアスなロック、さらには前作St.Angerの髣髴させる部分と、ある種これまでの集大成的なニュアンスも感じられる。

■ともあれやはり個人的に嬉しいのは、「ジャスティス的な曲が現在の音圧で奏でられている」という点。マスターとかジャスティスとか、キラーチューン満載なんだけどいかんせん今の感覚でいうと音が軽いのよね。

■もう一点嬉しいのがカークのギターソロが復活してること。前作St.Anger制作に密着したドキュメンタリー映画『メタリカ 真実の瞬間』の中で印象的な場面のひとつとして、ラーズから「ギターソロってもう古くね?」と言われてあの温厚なカークがブチ切れる(でも結局アルバムにはソロは一切入らなかった)ところだったわけだけど、今回は一曲目から「あのソロ」が戻ってきている。もう笑っちゃうくらいまんまなの。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのデビューシングルにおけるスラッシュのソロ以来の衝撃といえる「まんま」ぶりで、ファンなら笑うしかないと思います。

■あと、アートワークも滅茶苦茶凝ってるのでこれは配信とかじゃなくてCDで持っておきたいところ。てな感じで最近はもうこればっかだね。

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2008年9月16日火曜日

Second Waltz

9/15(Mon)@渋谷Home
The Bite企画に行ってきましたよ。

■対バンもそれぞれ面白く、イルリメは相変わらずどこでやっても盛り上がるなあとか、その後一転して浅野忠信の終始ダウナーな弾き語りもすげえなあとか、Nahtのセイキさんソロはさらっとした主張の強すぎない打ち込み+アコギ弾き語りでつくづく歌がうまいなあとかいろいろと。

■で、最後は主宰のThe Bite。久々に見たので結構知らない曲が増えていたのだけど、どんどん良くなってる気がする。あとMCがずっと変なテンションで笑う。バイトを見ると「ギター練習しよう」って思うんですよね(そういうバンドはいくつかあるんだけど)。



■そしてアンコールでは、全っ然想定してなかったらしくてできる曲がない、という事態に。とりあえずよくスタジオで遊んでるというニック・ロウの「Cruel To Be Kind」を披露した後はひたすら酒井くんの弾き語りカバー大会(ディラン中心)に突入してエンドレス状態になったが、お店のスタッフ?がBGMを流し始めて強制終了という珍しいライブになった。ぼくも最近アコギもらったので弾き語れる曲がほしいなあと思いました。あれだ、キャンプとかバーベキューとかでやりたいよね(季節はずれ)

2008年9月12日金曜日

7/25(Fri) イタリア最終日

■いよいよ帰国の日。ホテルの朝食はまあふつう。



■フライトが昼なので、朝食が済むとすぐにチェックアウトして中央駅へ。バスで空港に向かう。



■で、チェックインカウンターがまたわかりにくくてちょっとウロウロした。どうも今回の旅ではイタリアとはこういうとこ、相性悪い感じがするなあ。ともあれ無事チェックインを済ませ、免税店でお土産買ったりしつつ適当な店でピザを食べたのだが、これがまた旨いのよ。そういえばスペインでもイタリアでも全然ピザは食べなかったなあ。ちょっともったいなかったかも。



■そしていよいよ搭乗。例によってアムステルダム経由。



スイス上空を通過



機内の軽食



そしてアムス上空



で、乗り換え。今回も乗り換え時間が一時間とかしかないのでダッシュで移動する



はい、この飛行機で日本に帰ります。



■搭乗したところ、日本のツアーの集団の席の真ん中に来ちゃって、隣に座ったのが話好きのおっさんで閉口した。しかも前の席の子供が騒ぐもんで全然眠れないの。最後の最後でほんとにかんべんしてほしいと思った。

ウェルカムドリンク



機内食。蕎麦はさすがに微妙だった



そして軽食として、のびのびのカップラーメン(笑)



そして最後の機内食。



ここらでカメラのバッテリーが力尽きた。2週間充電せずに使い倒したのでさすがに限界。まあでもこのあとまもなく成田着です。機内では全然眠れず、ひたすら本を読んでいた。吉田健一の『私の食物誌』とか読んでたので、はやく日本で飯食って酒呑みたい!という気分になりながら帰国いたしました。

2008年9月11日木曜日

7/24(Thu) イタリア3日目

■朝起きてテレビをつけると日本のアニメが放映中



■外に出てみる。快晴です。昨日もそうだったんだけど、トリノは実はどっちかっつうとロンドンばりに曇りがちで、こんなカラっと晴れるのは珍しいんだそう。


■で、朝食はマクドナルドに行ってみた。菊地成孔師匠の「イタリアは何でも旨い。マックですら旨いんで笑う」という発言を検証すべく。


買ったのはビッグマックセット。結論からいうと、さほどの違いは感じられなかった。外国のファーストフードはデフォでコーラがバカでかいというイメージがあるが、ここはそうでもない。



ただ、ご当地メニューというか日本では見たことないハンバーガーが2種類あって、そっちが旨かったりするのかも。ひとつは「Greco」っていう名前がついてて、これはなんかいいチーズが乗ってたりしそうな気がする。あとひとつは「Big Tasty」という(笑)もので、これはひょっとしたら単にメガマック的なものかも。

■で、朝食のあとは近所の市場へ。アラブ人中心の激安市場。



同じ市場の中にある、生鮮市場みたいなとこ



あいにく、バルセロナの市場とか築地みたいに中に料理店があったりはしないんだけど、全体に値段が驚くほど安い。Tシャツが3着で5ユーロとか。着替えがなくなってたのと、サンダルが死に掛けてたので購入した。

■で、その市場の近くにあるリストランテで昼食。ここはけっこう由緒ある有名店らしい。


ランチプレートみたいなのを注文。旨い!これだよイタリアは!



■そしたら、隣のテーブルにいた人たちが英語で「東京のひとですか?」って話しかけてきた。前にも書いたけど今回の旅行ではあちこちでそうやって話しかけられる機会があって、たいていは「今度俺も日本に行くんだよ!」みたいな話。ユーロが強いこともあってほんとに日本旅行がブームなんだなーって感じなので、ああまたその手の人かなって思ったら、なんとこのひと作家のバリー・ユアグローなのでした!



奥さんがグルメライターで、レストランの紹介記事を書くために世界中をまわっているのだそう。日本でも立ち飲み屋で日本酒呑んで泥酔したことがあるそうだ(笑)。このあとミラノに行くって話しをしたら、お薦めのレストランを教えてくれたりした。

■とまあそんなこんなで思わぬサプライズがありつつもそろそろミラノへ移動の時間に。電車に乗ってまた約2時間?の旅。


■で、ミラノ着。



■今夜の宿はミラノ中央駅近くのホテル・アマデウスというところ。



で、荷物を置いて夕食へ。近所にホテルと提携してるレストランがあってそこに行くとドリンク一杯無料だそうなんだけど、ここはやっぱせっかくなので教えてもらった「トラットリア・ミラネーゼ」を探すことにする。

■ミラノ中央駅



■で、ガンガン歩く。スカラ座の前へ出た。



もうちょっと歩くとドゥオーモ(大聖堂)へ。前が広場になってて観光客がわんさといます。



で、その広場に面したアーケードがヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア



教えてもらったレストランはこの近辺にあるはずなので、住所を頼りにあちこち歩いてみる。が、なかなか見つからない。

途中で見つけた古本市?



2時間くらい歩き回った挙句、結局見つからず断念。ガレリアに戻って適当な店に入る。

イタリアの地ビール



オッソ・ブーコとミラノ風リゾット。このリゾットが激ウマ。



もろ観光地だし、さっと日本語メニューが出てくるくらいの店だったんだけど、教えてもらったレストランもミラノ伝統料理の店なので、もっと旨かったんじゃないかと思うと残念ではある。まあでも旨かったからいいや。

■ということで、地下鉄に乗ってホテルに戻る。



明日はいよいよ帰国。ということでホテルでネットにつないでチェックインしちゃおうと思ったんだけど、うまくいかない。フロントで聞いたら故障中で、修理は明日来るって……かんべんしてください……。

2008年9月10日水曜日

DirectContact vol.2初日

■大谷能生・木村覚という気鋭の批評家ふたりがタッグを組んで企画した音楽と身体表現(まあ、要はダンスですね)のイベントがDirectContactである(という理解でいいんですよね?)。今回は2回目で、前回は音楽が「室内音楽コンサート」(LoopLineで月いちで行われているシリーズコンサート)のレトロスペクティブ、ダンスが神村恵というもの。

■で、今回は音楽に秋山徹次、ダンスに大橋可也&ダンサーズをフィーチャーして3日間にわたって行われる。で、初日の昨日に行って参りました。会場は普段はギャラリーなのかな?以下、木村さんのブログよりプログラムを転載

DIRECTCONTACT Vol.2
すべて平等に感じるため、同じ空間に置かれた演奏行為と身体表現

2008.09.09~09.11
OPEN 19:30 START 20:00
Charge 2,000円
会場:TEMPORARY CONTEMPORARY(中央区月島1-14-7旭倉庫2F)

PROGRAM


○大橋可也&ダンサーズ 新作『Black Swan』

09.09~09.11

【出演者、スタッフ】

出演:皆木正純、前田尚子、多田汐里、山田歩
振付:大橋可也
サウンド:牛川紀政

【大橋可也&ダンサーズ プロフィール】

「ダンスとは何か」という問いに立ち向かうことを活動の主題としているダンスカンパニー。その作品は舞踏の振付方法を援用して現代社会における身体のあり方を追求している。
1999年、結成。2000年、「バニョレ国際振付賞2000ヨコハマプラットフォーム」に出場するも、出演者が全裸であるという理由で非公開の審査となる。以降、活動を休止。2003年、活動を再開。2005年、ニューヨークの代表的なアートスペース「The Kitchen」に招聘される。2008年12月28日には新国立劇場小劇場にて『帝国、エアリアル』を発表予定。

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○秋山徹次 3DAYS CONCERT 『Lost Weekdays』

【出演】

Day 1 (9/9) : 「Don't Forget to Boogie extended」
出演:秋山徹次(electric "boogie" guitar)

Day 2 (9/10):「The Stake (for acoustic guitar and electronics)」
出演:秋山徹次(acoustic guitar)、中村としまる(no-input mixing board)

Day 3 (9/11) :「U-Day」
出演:Satanic Abandoned Rock & Roll Society
[秋山徹次(dobro/high frequency)、宮本尚晃(electric guitar/high-mid frequency)、TAMARU(electric bass/low-mid frequency)、ユタカワサキ(synthesizer/low frequency)]


【秋山徹次 プロフィール】

秋山徹次/Tetuzi AKIYAMA(ギター、その他の楽器による即興および非即興音楽
演奏家)
1964年4月13日東京生まれ。

ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体の電子化を試る。

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【企画】大谷能生、木村覚、長嶺一徹、タマダプロジェクトコーポレーション

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【予約・会場お問合せ】

info@space-tc.com
03-3533-0880(アートバンク)
(お名前、人数、お日にちを公演前日までにお知らせください。折り返し予約番号をご連絡いたします。)
■第一部は大橋可也&ダンサーズによる「Black Swan」。「ダンスとは何か」なんてことを言ってるのでついついなんかこう、もっと抽象的というか記号的というか、そういうものを想像してたのだけど、むしろある種の演劇的な表現だったので意外に思った。だから駄目とかいう話では全然なくて、緊張感あふれるすばらしいパフォーマンスだったと思う。あと最後のあたりがkenmaによるホースのBL小説を想起させました(笑)。

■第二部は秋山徹次のブギー・ソロ。この日のためにマーシャル三段積みをレンタルしたとのこと!



広々としたスペースの真ん中にこのアンプがどーんと構えているという図じたいが実に馬鹿馬鹿しい。この時点でもう最高!そしてここからおよそ1時間?にわたり爆音のブギーが演奏される。展開はいろいろしてるんだけど基本的にはミニマル・ミュージックと思っていい。天井が高くてかなり反響するせいか、時折ギターが2本鳴ってるように聞こえるところがあったりも。クリアトーンで美しいアルペジオを弾くところはちょっとツェッペリンを彷彿とさせた。で、爆音でいい加減耳がおかしくなってきたところで静かな演奏で締め。いやもう大いに堪能しましたよ。

■今日、明日とこのイベントは続くので、行くといいんじゃないかな!

2008年9月8日月曜日

7/23(Wed) イタリア二日目

■昨夜は思わぬトラブルに動揺して半泣きで寝たのだが、そんな夜に限って爆笑モノの夢を見たので上機嫌で起床。朝食はまあ普通。



■昨夜泊まったのはこんな部屋。



で、こんなホテルでした。




■せっかくなのでヴェローナを簡単に観光っていうのも考えたのだけど、ホテルをチェックアウトしちゃうと荷物も大きいしなーってことで結局そのままトリノへ向かうことに。一度ミラノに戻る形で、4時間くらいかかる。

車窓から


車窓から


車窓から


車窓から



そして電車


■トリノ到着! 今度はちゃんと「Torino Porta Nuova」だよ!


迎えに来てくれたお友達と今度は無事に合流し、市電みたいなのに乗って移動。



荷物を置かせてもらい、お昼をごちそうになる。旨い。

■で、トリノの市内観光へ。まずはでかい広場へ。




実はトリノというのはほんとに短い間だけイタリアの首都だったらしいのね。んで、当時の王宮が世界遺産になっているというので観にいく。



定期的にガイドツアーが出る形で中は自由には歩かせてもらえない。写真撮影は禁止。そしてガイドは全部イタリア語なのでさっぱりわからないw。なんか部屋ごとにいろんな様式があるんだなーというのはわかった。

■そして同じ広場に面した教会へ。


えーと、これも同じ教会だったかな。



■この壁んとこにあるのがなんかスピリチュアルスポットらしい。トリノはこういう隠れたスピリチュアルスポットがたくさんあるそうです。



教会の玄関にも意味ありげなマークが。



■この町はある時期に領主が全部それまでの建築物の上からバロック式の建築を被せちゃったということなので、掘り返すと下に古い建築物があったりする。



あと、横から見ると明らかに上と下の様式が違うのとかザラにあります。こういうのって石造りの町だからなんだろうなあ。

■城門



■教会



これも教会



なんか教会ばっか回ってたのでどれがどういう言われのものだかわかんなくなってきた。イエズス会の教会があってそこで魔女裁判が行われたとか、その近所の広場で火あぶりにしたとかいろいろ教えてもらったんだけど。

■途中でジェラートを。ニーチェも通ったという店のジェラートだそうです。トリノといえばニーチェが発狂した町としても知られている。



■映画博物館。上の塔がこの町では一番高い展望台になってるとのこと(中には入らなかった)



■なんか、フリーメーソンのルールに従って建てられたという教会。トリノはフリーメーソンが盛んな町でもあるのだそうです。



■で、丘に登って町を一望



■夕食はイタリア人に連れられてお薦めのレストランへ。魚が旨いということだったのだが、とりあえずこのパスタが旨かった。



自家製パスタに、バジルその他をペーストにしたソース。
で、魚は鱒を注文



んー、旨いんだけど、言うほと旨いか?って感じではある。つか魚介類はそりゃバルセロナのほうが旨いわな。

イタリア人たちが英語がダメでフランス語ならOKだというので、何年かぶりで超がんばってフランス語で喋った。一応なんとか会話になったのでよかったです。「無口だが感じのいいやつだ」という評価を得たらしい。

■食後は車で山の上へ。東京でいう高尾山くらいの大きさの山で、てっぺんに教会がある。



フランス軍(ルイ14世のとき)が攻めてきた時に、「勝たせてくれたら教会を建てます」ってお祈りしたところ勝てたので建てられたというもの。日本の戦国武将とかでもそういう話があった気がするけど何だっけ?

■町の夜景を一望。つか周りはカップルだらけです。どこの国も一緒だねとか話してたんだけど、考えてみたらイタリアならたぶん日本どころじゃないだろうな。